今回は特に連撃装備について図解をしたいと思います。
熟練の提督にとっては当たり前かとは思いますが、夜戦連撃の誘発条件が実は難しかった思い出があるので、初心者の提督に読んでいただければ幸いです。
夜戦攻撃力=火力+雷装
- 最近一般的になりつつある戦艦、駆逐艦の連撃装備での攻撃力比較です。
- 一部の駆逐艦の夜戦攻撃力が戦艦の攻撃力を上回っていることを理解していただければなと思います。
- 駆逐艦は夜戦開始時に生き残ってさえいれば非常に優秀な夜戦能力を持つことがわかります。
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- したがって、駆逐艦が本来の威力を発揮できる主戦場は夜戦であるといえるでしょう。
戦艦の中でも最大の火力を持つ大和型と重雷装巡洋艦の比較です。
夜戦攻撃における雷巡がどれだけぶっ飛んだパワーを秘めているか理解していただけたでしょうか。
装備の分類
- 次に、夜戦で効率的なダメージを稼ぐための下準備にかかります。
- まずは装備の分類です。効率的な夜戦を行うために、これを理解する必要があります。
【主砲】
- まずは主砲です。基本的に赤いアイコンで描かれている装備のうち砲に分類されるものが主砲です。
- 注意する必要があるのは10cm連装高角砲で、一見対空機銃のように見えますがこれは主砲です。
【副砲】
- 次に副砲です。基本的には黄色のアイコンで描かれている砲が副砲となります。
- 左の図にあるように高角砲属性の副砲も最近増えつつあります。
【魚雷】
- これは基本的にわかりやすく、魚雷と書いてあります!青のアイコンで描かれている装備がだいたい魚雷の分類になります。
【その他】
- もっともわかりにくいのがその他です。
- 電探、水上機、甲標的など多種に渡ります。
夜戦連撃のメリット
夜戦連撃は最も多用される装備組み合わせです。まず連撃装備のメリットを挙げます。
- 発動率がほぼ100パーセント
- 最大2.4倍の攻撃力(通常攻撃を1とした場合、1.2倍×2回攻撃となる)
- 昼連撃装備のまま発動が可能(水上機を搭載可能な艦に限定)
この三点が挙げられるでしょう。安定性を重視するなら夜戦連撃がもっとも扱いやすい夜戦攻撃となります。カットインは運の高い艦に限定されるため、一部の艦を除けば一番堅実な装備といえます。
夜戦連撃の条件
連撃装備は非常に扱いが容易ですが、発動のためには条件があります。最大攻撃力を得るために主砲を4つ搭載というパターンが不可能なため注意が必要です。
主砲の火力補正の大きい戦艦にであっても主砲を4積みするよりは連撃装備で2回攻撃をかけたほうが倍率は高くなるので安心してください。
では必要条件を3つ挙げます。
- 大破していないこと(大破しているとそもそも夜戦攻撃に参加不可能)
- 主砲と副砲の合計がぴったり2門であること
- 魚雷を非搭載であること(例外として副砲魚雷のパターンあり)
装備の具体例
【戦艦・巡洋艦】
- 主砲
- 主砲
- その他
- その他
これが最も一般的な装備となります。
「主砲を2つ、残りの枠をその他で埋める」というイメージで装備しましょう。
水上機がその他枠で採用できるため容易に換装できるはずです。他の4スロット艦もこれに準じた装備となります。戦艦に限定されますが、徹甲弾の価値が上昇したため電探よりも徹甲弾が優先される傾向にあります。
【駆逐艦】
- 主砲
- 主砲
- その他
スロット数が3つで水上機が搭載できない駆逐艦にはやや特殊な装備が必要となります。
運の値があまり高くない駆逐艦において安定した攻撃力を求める場合この装備になります。
その他枠は一般的には電探が使用されます。小型電探は序盤の海域では入手困難な装備なので、始めたばかりだと駆逐艦の連撃装備に迷う場合が結構あります。
小型電探が不足している場合、あまっている対空機銃や対潜装備をその他枠として積むのが良いでしょう。難関海域では応急修理要因などの搭載も現実的です。
【重雷装巡洋艦】
- 主砲
- 主砲
- その他(というか甲標的)
3スロットで水上機の搭載が不可能だという点では雷巡も同じです。
ただし、一見魚雷に見えますが甲標的はその他枠として扱われるため適切な装備を選択すれば夜戦連撃における最適艦となります。
連撃装備だけで大和型を超える夜戦攻撃力を持っているため、よほど特殊な相手でなければカットイン装備を採用する利点は薄いです。
特殊な装備例
以下に少し特殊な装備例を挙げます。
パターン①:主砲、副砲、その他2
- 主砲
- 副砲
- その他
- その他
主砲と副砲の合計が2である限り、左のような混成装備でも連撃が可能です。
対空電探+高角副砲により対空カットイン、昼カットイン攻撃、夜戦連撃の三種を盛り込むことも可能となっています。
パターン②:副砲2、その他1~2
- 副砲
-
副砲
- その他
副砲2門を搭載しても夜連撃は可能となります。種類は限られますが、主砲を超える命中を持っている副砲が存在するため、採用される可能性は十分にあります。
例外
最後に、例外装備として魚雷を搭載した場合でも夜戦連撃が可能な場合を紹介します。実際のところ使用される機会はわずかなので、ここは読まなくても大丈夫です。
【副砲2~3、(その他0~1)、魚雷1】
- 副砲
- 副砲
- その他(無くてもOK)
- 魚雷
副砲が2~3の場合、例外的に魚雷を装備してもカットインではなく連撃による攻撃が可能です。その他の有無は無関係となります。
重巡洋艦では20cm砲での夜戦ボーナスが存在しているというアナウンスがあったため、この装備が有用なのは軽巡洋艦に限られると考えられます。特に雷装値が極端に低い大淀、艦載機スロットがゼロの夕張と五十鈴改二、昼連撃を捨てた場合の軽巡洋艦で有効です。
火力の高い三号砲となぜか火力の上がるFuMO25レーダーを積んだ場合との比較です。副砲2、魚雷1のパターンの方がほんの少しだけ夜戦火力が上になります。改めて神通の夜戦火力が大和型に肉薄していることに驚愕ですね。
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