E-5攻略

アンズ環礁泊地攻撃作戦

 さて、イベント海域も後半戦です。今回はE-5「アンズ環礁泊地海域攻略戦」の攻略記事を書いていきます。今回も【難易度:甲】での出撃です。

 前情報から最上型、特に【鈴谷・熊野】あるいは【最上・三隈】のコンビでルート固定が可能だということでした。E-1から最上型はかなりの数ドロップしていましたが、おそらくE-5攻略戦に向けての布石だったのでしょう。

 wiki等をみていると、潜水艦を一隻+ダメコンを搭載というのがお勧めのようです。最初の数回は三重キラ付けを行った潜水艦を編成して挑みました。が、I夜戦マスでの大破率があまりにも高く、途中から不採用となりました。

【ルート】

  • 今回は【鈴谷・熊野】のコンビを使用してきます。貴重な航空巡洋艦ということでドロップして以来育成していましたが、ここで役に立ちました。
  • 基本的にはBDGHINを通ります。稀にAスタートの場合もありました。
  • Bで渦潮
  • Dは敵艦5隻の打撃艦隊。複縦陣あるいは単縦陣です。あまり強くはありません。
  • Gは燃料獲得。
  • Hで能動分岐
  • Iが夜戦。そこまで強くないためあまりビビる必要はありません。が、大破の多くはここで発生します。
  • 渦潮マスを通る確率が非常に高いため、最低でも一つは電探を装備しましょう。


【消費資材(概算)】

  • 燃料:7,000
  • 弾薬:6,000
  • 鋼材:4,000
  • ボーキサイト:300
  • バケツ:40


【交戦陣形】

  • 全て単縦陣で行いました。

【海域ボス】

 今回も陸上タイプのボスです。三式弾特攻がかなり有効になります。三式弾は最低でも4つ用意しておいたほうがよいでしょう。

 制空権は楽に取れます。詳細は後述の艦隊編成にて。

 あと、かわいいです。

【支援艦隊】

  • 道中二戦かつ二戦目は夜戦なので、前衛支援はほぼ無意味です。
  • 大和型を複数運用できる場合は決戦支援もほぼ必要ありません。
  • 私のように複数での運用が不可能、あるいは一隻もいないという提督は、決戦支援に軽めの艦隊で出しておくと吉です。最終形態時は全力で出した方がよいでしょう。

【艦隊編成:戦艦(航戦)3、最上型2、正規空母1】

【推奨装備】

戦艦

  • 主砲
  • 主砲
  • 観測機
  • 三式弾

 

 三式特攻が有効です。必ず装備しましょう。

航空戦艦

  • 主砲
  • 主砲
  • 水上爆撃機
  • 三式弾

 

 三式特攻+水上爆撃機の組み合わせ。Dマスでの艦隊が弱く、全体的に水上爆撃機が全滅する危険性が少ないです。開幕爆撃に期待して瑞雲12型を装備。

最上型①

  • 主砲
  • 主砲
  • 電探
  • 夜偵

 

 ほとんどの場合渦潮を踏むため、どこかに電探を装備する必要があります。今回は熊野に装備しました。サポート役に徹することも考えて、夜偵を装備。

最上型②

  • 主砲
  • 主砲
  • 水上爆撃機
  • 三式弾

 

 電探を二隻以上に積むと火力不足となってしまうため、最上型の片方には三式弾を装備。航空戦艦と同じ理由で水上爆撃機を装備。

正規空母

  • 烈風系
  • 烈風系
  • 艦攻
  • 彩雲

 ほとんど航空戦力のある敵艦にあたりません。烈風系は2で十分でしょう。残りは艦攻と彩雲でいきました。加賀の道中ボス中破が目立ったため、大鳳を編成しています。余裕の大破で装甲空母の威力は発揮されませんでした。


【支援艦隊】軽空母2、駆逐艦2、戦艦2

 最終形態時はこの編成で出撃しています。削り時は道中撤退も多いため、ここから戦艦を抜き、【空母2、駆逐2】の編成で削っていきました。命中補正が大きい22号改四を使用してみました。多少は命中率が上がったような気がします。


海域褒賞

二式大艇!!!(歓喜)

 最高に素敵にカッコイイですね。飛行機ではなく、「飛行艇」といったところでしょうか。離着水のために機体底面に加工がしてあるのがこの写真だと見て取れます。通称「かつおぶし」というらしいです。

 二式大艇は日本の産んだ最高傑作機と名高い4発のレシプロ機です。高い安定性と航続距離、防御能力を兼ね備えた機体です。戦後の米軍をして「世界最高」と言わしめた素晴らしい川西機です。

 戦後も使用されたことがあるようです。まさか艦これでお目にかかれるとは思っていなかったので若干興奮しています笑

 艦これで出てくる艦載機は基本的に単発の機体が多く(艦載機なのだから小型単発エンジンが推奨なのです)双発機ですら出てこないので嬉しいです。

 当時のレシプロ4発で日本でも非常に有名なのはB-29“スーパーフォートレス”ですね。米軍の機体です。

 もっとも二式大艇が水上機であったのに対してスーパーフォートレスは長距離爆撃機なので用途はかなり違いますが。

 二次大戦中で有名な双発機といえば一式陸上攻撃機ですね。 

 カラー写真があんまりないので模型の写真です。山本長官が搭乗中に撃墜されたこと、特攻兵器「桜花」の運用に関わったことで有名かもしれません。特攻兵器を搭載したせいで速力が落ちて「桜花」諸共撃墜されるというシャレにならない役割も与えられました。後継機「銀河」も双発の攻撃機です。

 太平洋戦争時は双発・4発の機体はあまり存在しません。特にファイターにおいては単発が殆どです。爆撃機や特殊な攻撃機に散見される場合が多いですね。


現代の戦闘航空機エンジンで区分けするとこんなかんじでしょうか。

  • 単発→海軍ローエンド機(艦載機) 
  • 双発→空軍主力戦闘機、海軍ハイエンド機
  • 4発→輸送機、電子戦機、長距離爆撃機

ざっくりいうとこのような形になります。旅客機では4発が非常に多いですね。これはエンジントラブルが起こった場合のリスク対応のためだと言われています。

 ターボファンエンジンの小型化が可能になってから艦載機としての双発モデルもかなり増えてきていますね。空軍のファイターの殆どは双発制空戦闘機です。また、艦上戦闘機に関してもF/A-18をはじめとして小型双発機が主軸になってきています。


 航空自衛隊の保有する主力戦闘機のほとんどは双発機ですね。日本は法律上空母の所有を認められていません。よって艦載機の開発、購入、製造は無意味と判断されています。その観点から考えれば航続距離の長い双発機が適しているのが解りますね。また、後述のF-2要撃機のように「敵の空母に対する攻撃手段」というものはとても重視されています。

双発制空戦闘機

 もっとも代表的な双発機はこのF-15“イーグル”ですね。派生機が自衛隊に納品されています。大出力エンジンを二発搭載することで制空能力と航続距離、兵装の管理を行います。

 東側ではこのSu-27“フランカー(またはジュラーヴリク)”とその派生機が使用されています。イーグルと互角の格闘能力を持っていると言われています。直接戦闘の機会がないのでなんともいえないところですね笑

 で、これが私のお気に入りです。Su-33“シーフランカー”と呼ばれるものです。上記のSu-27の翼を折りたためるように改良し、カナードを取り付けています。カッコイイ。とにかくカッコイイ。

 EF-2000“ユーロファイター・タイフーン”はヨーロッパで開発された機体です。自衛隊にも積極的なライセンス契約を含めた打診があったそうですが、結局F-35に決定してしまいます。能力とコスト的に考えるとこれが一番現実的だったのではないかと個人的には思います。ハードポイントも多いし。

単発だって負けてない

 純国産、とはいきませんでしたが、次世代主力機開発計画によって生み出された日本のマルチロール機がF-2です。F-16をベースに魔改造が施されています。長距離対艦ミサイルの運用能力では世界最高とも言われています。

 東北震災で発生した津波によりかなりの数が失われました。

 零式艦上戦闘機が単発だったこと、これのロールアウトが2000年だったことから、“ニュー・ゼロファイター”と呼ばれているとかなんとか。

 現行の単発機で安定した生産が行われているのはスウェーデン空軍が採用したJAS39“グリペン”ですかね。

 スウェーデンは防空の関係上長距離飛行の必要があまりないため、短距離離陸を可能にする軽量のマルチロール機が好まれているようです。

 サーブ社の前モデルの“ミラージュ2000”も単発機でまだ現役です。

 西側の次期主力と呼ばれているF-35。ステルス能力が高いとされている単発機です。開発が遅れています笑

 自衛隊にも納入が決定しているようですが、F-4の置き換えに間に合うのかどうか。

 コイツの納品が間に合わない場合、F-2の生産ラインはすでに止まっていますので、F-15イーグルの追加調達が濃厚と言われています。一世代前の戦闘機を100億円強で追加調達...ウッ頭が...

 航空自衛隊のF-X計画において、零式艦上戦闘機の後継機開発の難航と全く同じ症状が発生しているとする説もあります。現実には紫電・紫電改の量産は叶いませんでした。烈風に至ってはロールアウトできていません。簡単にいうと、スピードと旋回性、どちらを優先した機体を採用するのかあやふやなままずるずるとここまで来ています。

国産4発の注目株

 航空自衛隊が保有しており、川崎重工が開発したP-1哨戒機がこれにあたると思います。見た目は旅客機と変わりませんが、世界初の技術である「ライ・バイ・ライト」を採用している機体です。F-15ではCAS、F-18以降ではフライ・バイ・ワイヤ(電線によりパイロットの操作を各部に伝える制御システム)が採用されましたが、これは光ファイバーによって操縦制御を行います。哨戒機機への影響が少ない点、軽量化が可能な点と、世界で見ても画期的な技術が盛り込まれています。


レアドロップ(脱線がすぎました)

陸奥×2