今回はあとがきを書いてみましょう。レッツ感想文!
多くの提督諸兄と同様に、ここまで大掛かりなイベントがこの時期にくるというのはちょっと思いつかなかったかなと、正直びっくりしているのが本音ですね。
個人的に今年は連休中になかなか時間がとれなかったこともあり、攻略は遅くなりました。
それを差し引いても難易度の高いイベントだったことは間違いないでしょう。
ご多聞にもれず、私も途中から難易度を丙まで引き下げました。
甲種勲章が入手できなかったのは残念ではありますが、もっと上級者の提督が苦戦しているところを見るに、仮にリトライしても私の艦隊では甲クリアは無理だろうと改めて思ったりもします。
消費資材
まずは消費資材から笑。概算ですがこのような形ですね。
今回のイベントでは、海域ごとの消費資材を計算している余裕がなかったので全部を合計しました。だいたいこれくらいの消費量になりました。
だから、各資材は2万で十分なのよ。
後半から丙作戦に切り替えたため、まだこれくらいで済んでいますが、甲作戦で通した場合消費は凄まじいことになっていたかもしれませんね。
燃料弾薬の消費については、序盤海域から支援艦隊が必須だったことが大きな要因です。大型艦を多用しているならばもっと鋼材が減っているはずですね。
バケツの消費量の多さも同様で、小型艦船を多用する場合どうしてもバケツ消費量は増えてしまいますね。
もっとも、前回の冬イベント最終海域の消費量を振り返ると燃料弾薬は30,000近く消費していたので、トータルで考えると一海域あたりの消費量は軽めだったとも言えます。
新システム:基地航空隊
艦これはその名の通り、艦娘をコレクション、つまり集めて編成して戦うシミュレーションゲームでした。
連合艦隊や輸送ゲージ、艦載機熟練度あたりは純粋にこの枠のなかにあったといえるでしょう。
少しだけ例外を考えると、三式弾を積んで基地攻撃をするというもの。大戦中のヘンダーソン基地攻撃作戦のインパクトが非常に大きいため、艦これで再現できると非常に熱くなれました。
自艦隊で相手の基地を攻撃しているのなら、自分の陸上基地だってやっぱりあったほうが面白い。新システムにはそんな発想があるのかもしれません。
これもこのゲームの醍醐味ではありますが、「二次大戦で活躍できなかった海軍装備をゲームでは活躍させたい」こんな感情もあったりします。
この後にちょっと書きますが、悲しい歴史を持った航空機の一つでもあったので、ゲームで優遇されるとかなり嬉しくなります。でもちょっと強すぎるかも笑。
私は元々飛行機が好きだったので、この装備を運用できるということがとても楽しいことだったのは想像するに易いことでしょう。艦これwikiの小ネタの部分が大いに盛り上がっているのは同様の提督が数多くいらっしゃることを示しているのかもしれません。
一式陸攻について
ところで、一式陸上攻撃機は日本海軍らしい設計で登場し、そして日本海軍らしい弱点で敗北した飛行機です。(ここから超個人的な分析と語りが入るのでご注意を笑)
この陸上機が「一式ライター」という不名誉なあだ名で身内から揶揄されたというのは有名な話で、多くの方がご存知でしょう。零式戦闘機と並んで「防御性能が著しく低かった」と、戦後のアナリシスとして多くの評価が執筆されています。最も代表的なものとしては『失敗の本質』(野中郁次郎・他/1984)でしょう。
日本海軍の装備が攻撃力偏重であったことは疑いようもありません。
これは山本五十六の戦略デザインが「短期決戦」を目標としたものだったからです。この発想自体が場当たり的な間違いで、山本の本望は違っていたようですが。
対する米軍は「持久戦」を目論んでいました。ヨーロッパ戦線に主力を回している以上、チェスター・ニミッツ率いる太平洋艦隊はとにかく持ちこたえることを最優先としていたのです。
これに従って、航空機の設計思想も、日本では攻撃、米軍では防御を重視した機体が製造されることになります。
日本海軍の奇襲による先制攻撃は序盤で大きな戦果を残しました。一式陸攻もそれらの作戦に参加しています。概ね山本の戦略は正しく機能していたと言えます。
みなさんご存知のとおり、山本の戦略が瓦解する瞬間がやってきます。
ミッドウェー海戦です。
知将ニミッツの周到な作戦にハマった日本海軍航空隊は壊滅します。
ニミッツは戦後控えめに「運が良かった」と語るのみですが、彼と部下たちが日本海軍の誰よりも優れた指揮官であったことは明白です。
要するに、日本海軍も頑張ったんですが、アメリカ人頭良すぎ。そんな感じです。
もしもミッドウェーで山口多門、加来留夫、柳本柳作、つまりは二航戦チームが指揮をとっていれば少しは変わったかもしれません。というかミッドウェー作戦自体中止になってましたね。
この大敗の後、一式陸攻を取り巻く環境も厳しくなり、戦闘機の護衛が途絶えてしまいます。
そして防衛戦闘がほとんどになったとき、一式陸攻の役目は消えてしまいました。
最後の役割は特攻兵器「桜花」の運搬係でした。鈍重な「桜花」を搭載したこの機体はまともに飛ぶのがやっと、といった状態になります。
そんなノロノロと飛んでいる双発機は米軍戦闘機からすれば「いい的」になり、護衛戦闘機隊からは「お荷物」扱いされ、終戦を迎えることになります。
新艦娘
Pola
ステータス的にはあまりぱっとしないPola。
水上戦闘機の運用が可能というのが大きいでしょうか。
とにかく雷装値が低いので、昼で活躍させたいところですね。
そんなことよりも台詞がかわいい。
<<改装時>>
「グラツィエ〜。 ポーラごきげんです〜♪」
<<戦績閲覧時>>
「情報ですね、資料を...
あ、うわぁ〜あー。
あ、提督ありがとう〜。」
イベントで荒んだ心を癒してくれますね。
Iowa
こちらは打って変わってかなりの高水準ステータス。
ミサイルについての言及があるので、そのうち実装されるのかもしれません。いや、日向もヘリについて何か言っていた覚えがあるので実装はされない...と信じたいところ。
そしてアヤシイ英語。もしもあなたが英語の勉強中ならばこの子の台詞を聴いてはいけない!
日本語と英語をごちゃ混ぜにして台詞を作るというのは文法上非常に難しそうなので(役者さんにも製作者の方々にも)、気に石ないことにしましょう。
そういばカナダ人の友人と喋っている時に、随分英語というのも違うものだなと感じたことがありました。我々が学校で習った英語はイギリス語であってアメリカ語とは少し違うのかもしれません。iPhoneのsiriも国名をイギリスに設定すると返事してくれます。
総括:楽しめました。
以上です!
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